根保孝栄の文芸掲示板



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301件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[246] ドナルド・キーン逝く

投稿者: 根保孝栄・石塚邦男 投稿日:2019年 3月 3日(日)22時37分28秒 KD175131208230.ppp-bb.dion.ne.jp  通報   返信・引用

ドナルド・キ-ンが亡くなった。彼の英文による有名な「日本文学史」を読んで、五十枚の評論を書き、詩誌「錨地」に連載したのは、二十年前だった。
日本人の文芸評論家よりも日本文学を理解していると感じたのは、彼の古典についての造詣の深さであった。短歌、俳句を英文に訳している部分の見事さには、当時唸ってしまって、それが「ドナルド・キーン論」を書いた動機であった。

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[245] 芥川賞作家を育てる夢 その1

投稿者: 根保孝栄・石塚邦男 投稿日:2019年 2月 8日(金)12時15分56秒 KD175131208230.ppp-bb.dion.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

・昭和三十年代、中央大学のペンクラブは小説中心の雑誌「白門文学」を年間二号から三号発刊していた。同じく韻文の詩を中心とする雑誌「ルフラン」を二回から三回。昭和三十年代から四十年代かけて、全国の学生同人雑誌ではトップ級の活躍であった。

・私は昭和三十七年から三十八年にかけて、二年間編集委員長を務めたが、目標は芥川賞作家を育ててみたい、という大それたな野望を持ったものである。そのためには少なくとも四年の月日が必要と見た。学生生活四年ではたりない月日ではあったが、それでも、強引にその野望を持ち続けた。

・中央大学の文学部は昭和25年に設けられたばかりで、学校側も学生の文学活動にはことのほか熱心であった。中央大学のペンクラブの雑誌発刊の予算も、ほとんど学校側が持ってくれたので、学生主体の文芸クラブではあったが、執筆活動を活発に推進できたのである。

・文学部の学部長にはアウグスチヌスの研究では日本で第一人者の鈴木三郎先生であった。鈴木先生は、学生が運営主体の「哲学研究室」の指導教授であった。その研究室に入学早々入室した私であったので、学部は違うが、文学部の熱意ある実情は良く知らされていた。ある日「おい、学生文芸雑誌を出しているクラブがあるっていうぜ。錦町校舎の地下だとよ」という噂を耳にした私は、いつか覗いてみようと心にとめながら、日を過ごしていた。


・また、当時、文学部で近代文学を教える講師に、「近代文学七人の侍」の一人である若い佐々木基一さんがいた。佐々木さんは、文芸誌「文学界」の同人雑誌評も手掛けられていた新進気鋭の文芸評論家であった。であるから、学部が違っても、佐々木さんの近代文学の講義をよく聴きにいったものである。私は、安保闘争をはさんで一年休学して学園に戻って来ると、この「ペンクラブ」に早速入会したのは、故郷の苫小牧で文芸活動を一年間やっていたからであった。故郷での文芸活動を知ったクラブ員はさっそく私を編集長に祭り上げてくれたわけだった。

・雑誌が発刊されると、佐々木さんをお呼びして合評会を開くのが恒例であったので、合評会の折に「僕は芥川賞作家を育てたいのです」と話すと、佐々木さんは「君、夢みたいなこと言いますね。僕は文学界の雑誌で毎月同人雑誌評をしているが、芥川賞作家になったのはたった一人だけだよ。白門文学で君がやると言うのは編集者として気持ちは分かるが至難の業だよ」と一笑にふせられたものである。

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[244] 短歌最近作 明けの声聴く

投稿者: 根保孝栄・石塚邦男 投稿日:2019年 1月30日(水)15時15分0秒 KD175131208230.ppp-bb.dion.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

鬱々と時を重ねて眼を開く窓に寄せくる雪くもる街
現象を受けとめしあと積もりくる時を重ねし哀しみの雪
咳きこんでなほも煙草の一本を咥へる矛盾苦く想ひつ
今日をすぎ明日を迎へる時のまにエマーニエル・カントの純粋批判
幸薄き女の過去を半ば聴き思ひはるかにコーヒー啜る
時未だ残れるなどと淡々と考へをりし碁を打つ音す
もしこれが十年前なら思ひつつ真向ふ女をしげしげと見つ
イメージを膨らませたり脚を組む女の膝が揺れしその時
桜色の初々しかる耳たぶを視つめて視線をそらす茶店に
引き締まる冷気に目覚め身を起こす真夜に水道の雫の音聴く
一言を気にして電話かけ来たる明けの声聴く昔の声を

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[243] 音楽と宇宙の交響

投稿者: 根保孝栄・石塚邦男 投稿日:2019年 1月28日(月)15時56分28秒 KD175131208230.ppp-bb.dion.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

・アダジオに雪降る午後より一転しラルゴに変る雪間暮れの街
・アルビノーニのアダージオを聴くチェロの音の震へる弦を見つむる吾も
・モンティーのチャルダーシュを弾く者は誰だヴァイオリンのこの冴え聴けば
・アルベニスのマラゲニアを弾くギターの音の胸搔き乱す雪に閉ざされつ
・ロケットは核爆発で加速せる光の速さに飛ぶオリオン計画
・プラズマのエネルギーにて加速せる宇宙船なら光年を飛ぶか

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[242] 旭川から帰宅しましたが・・

投稿者: 根保孝栄・石塚邦男 投稿日:2019年 1月23日(水)12時10分24秒 KD175131208230.ppp-bb.dion.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

・旭川より帰ってきました。凄い残雪で、
会場に向かうタクシーの窓から、道路の両肩にうずたかく積まれた雪
の量に驚きました。
会員の高齢化で恒例の新年会に出席した人数は
二十人ほどでしたが、盛り上がってました。

・旭川に向かう前日に「北海道短歌会」の年鑑に収録する
短歌誌総覧の原稿書き上げて、札幌の事務局の阿知良さん(アララギ会員)
に送りましたが、何せ気の進まない仕事ゆえ、締切りぎりぎりの送付。
「原始林」「かぎろひ」「樹華」「ぎんが」「道終刊号」の五誌の
担当でした。

・全国的に短歌人口は年々減少の一途をたどり、最多人数の頃の半減以下。
北海道最大の結社「原始林」も、かつて最多会員六百名を超える
人数でしたが、今は二百五十人と半減以下になっている始末。
高齢化人口が増えているのに、短歌人口の減少は止まるところがない
低迷であるのも、経済的な負担の重さと伝統文化に対する無関心の
深まりが反映されているようです。

・ここ二十年低迷している一般家庭の経済状況を反映して、
国民の文化活動も縮小しているようです。
日本も抜本的な政治改革、経済改革をやらないと、
一般庶民の生活低迷は今後も続くようで、
これが文化活動にも影響しているよう。

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[241] 今日は旭川の「ときわ短歌」の新年歌会

投稿者: 根保孝栄・石塚邦男 投稿日:2019年 1月19日(土)09時26分33秒 KD106129213212.au-net.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

8時半に苫小牧出発、南千歳で快速に乗り換え、札幌へ向かっている。9時20分に新札幌出発、間もなく札幌着である。
札幌出発は10・00で、間もなく出発。札幌発旭川行きは30分おきに出ているので便利です。

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[240] 中国の世界支配の野望

投稿者: 根保孝栄・石塚邦男 投稿日:2019年 1月13日(日)17時29分57秒 KD175131208230.ppp-bb.dion.ne.jp  通報   返信・引用

政治は一党独裁、経済は資本主義。
この奇妙な実験国家を継続中の中国。
経済は破綻しても、一党独裁の政治体制は存命する。
既得権益を手にした政治体制の側は、その美味しい体制を
手放すはずがない。

一党独裁の巨大国家中国は、<実験国家>としていつまで続くのか。
中国共産党内部では、熾烈な権力闘争が続いているという。
習近平政権は、安定政権として植民地収奪の帝国主義を
より一層強固にしようとしている。

全世界を漢民族中心の共産主義的帝国主義で支配しようと企んでいるのか。
経済のグローバリズムを認めつつ一党独裁の政権にしがみつく守銭奴たち。
始末に負えないのは、自分たちが<悪の枢軸>と自覚しながら、
その悪魔的な政治体制を堅持しようと必死になっていることだ。

漢民族による世界支配、中国四千年の歴史を復活させようとしている野心。
孔子、孟子の教えも忘れた如く後進国に対する支配を拡大させる野心。
これは一体何なのか。



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[239] 詩人で演劇脚本家の斎藤征義逝去

投稿者: 根保孝栄・石塚邦男 投稿日:2019年 1月 8日(火)04時59分45秒 KD175131208230.ppp-bb.dion.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

鵡川町穂別で地区住民と映画作りをしつつ詩を書いていた斎藤征義が
昨日亡くなった。道立苫小牧東高で私よりも三期後輩で、
元苫小牧民報社で同僚であった。

二十代の頃、苫小牧市で同人雑誌「ボア」を創刊したりした仲間
であったが、中年になって以降はほとんど個人的な文学的交流がなかった。
彼が詩を書き、私は小説の道にと別れたためだろう。
また、住んでいる地区も違ったこともある。

・斎藤征義は北海道地区の詩における芥川賞といわれるH賞の
選考委員であったはず。彼の後は誰になるのか。
詩から遠ざかっているので、その辺の事情は分からない。




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[238] 黙ふかき雪のソプラノ 短歌九首

投稿者: 根保孝栄・石塚邦男 投稿日:2019年 1月 7日(月)21時30分2秒 KD175131208230.ppp-bb.dion.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

裏切りの恋のフォルテを聴く午後に雪は和音を乱し降りつむ
若き日に吾を誘ひしグリッサンド音階豊かな時代過ぎたり
失恋のフォルテシモに衝撃を受けしあのとき君に会ひたり
新たなるメゾソプラノの歌を聴く老いて高鳴る鼓動もありぬ
合唱の声域をもつ山脈に青き肌もつ男の子らの声
声高く野に呼ばはりて雪畑耕す民の姿愛しき
海荒れる日は部屋に居て聴く楽のフォルテは耳に染みていくなり
さんざめく鳥の声聴く雪の日に林に透る獣の雄叫び
黙ふかき町の夕暮れ雪の間に埋もれて凍る子らのソプラノ

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[237] 韓流「冬のソナタ」を初めて観た

投稿者: 根保孝栄・石塚邦男 投稿日:2019年 1月 7日(月)09時32分46秒 KD175131208230.ppp-bb.dion.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

「冬のソナタ」という韓流ドラマ、これまで観たことがなかったのだが、ネットにあったので、一世を風靡した作品、どんなものかと、チラリ観てみたが、恋愛ものとしては、なかなかの作品だと思った。
なるほど、若い男女の愛憎をからませ、純粋な若者の運命の愛を描いたものとしては出来はいい。女性を魅了した筋書きであることを納得したものである。

主演の俳優も申し分ないし、多彩な脇役もなかなかの演技であった。
一度死んで葬式まで出したのに、記憶を失って再登場という矛盾も気にならないほどで、そこがまたこの種のメロドラマの特徴なんだろう。

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